第20章 LOVE×中毒
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私は寝室を出て居間に猛ダッシュ!三人の前でクルリと回ってみせると、巌勝さんがササッと私の前に来て肩を掴み、目を見開いた
黒死牟「うむ…良いな…」
縁壱「少し違うだけで、ここまでとは…」
義勇「違うのか…?」
義勇は分かってない…この着心地の違いを。っていうか、ちゃんと感想を頂戴したいのですが?何で言ってくれないのよ〜拗ねてやるから!
まゆ「感想言ってよぉ」
黒死牟「後でな…」
縁壱「私は洗濯物を取り込みに行ってくる」
縁壱さんはそういうと、小走りで洗濯場に行ってしまった
逃げたな…
黒死牟「さぁ、私達はいつ任務が入るか分からぬ。まゆ、軽く打ち合いをしよう。冨岡は布団の上で軽く体操などをしていてくれ。今は無理をして動くよりも、身体の組織を正常に戻す事が大事だ」
義勇「はい。では…」
まゆ「暴れちゃダメよ〜」
道場に着くと、真っ先に竹刀や木刀を置いてある小部屋に入る
まゆ「軽くだから竹刀にする?」
黒死牟「あぁ…竹刀で良い。まゆ、先ほどの感想を…」
まゆ「聞かせて♡」
呼吸でも使うの?って勢いで、巌勝さんは息を思いっ切り吸い込んだ
黒死牟「い、言うぞ…?見えそうで見えない、発展途上の胸元が堪らぬ…上から覗き込めば小さな丘の頂上が、もう少しという所がまた良い…」
スケベだなぁ♪
黒死牟「流石は縫製神であらせられる、前田様の子孫だけの事はある」
まゆ「いやぁん♪覗いてみる?」
黒死牟「まゆ……」
巌勝さんは顔を紅潮何させ、何かを言いたそうにモジモジとしていた
まゆ「なぁに?」
巌勝さんが可愛い♡グッと来るものがあるわ!
黒死牟「あ…いや、その…一度欲を出したい…………」
あれっ、ここまでスケベだったっけ?
まゆ「ここで?」
黒死牟「ダメか…?まゆ…」
そんな縋る様な目で見ないでよ。まるで私が悪者じゃない(汗)縁壱さんへの嫉妬が無くなって、からのぉ〜覚醒なのかしら…
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