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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第17章 大正恋物語【煉獄家】






グラウ「グゥ」

まゆ「待たせてごめんね。早速だけど縁壱さん呼べるかな?」



グラウは「グァっ(御意)」と返事をすると、縁壱さんに持たせてある使い魔、ソルに連絡をとっている様だった



まゆ「ありがとうねグラウ」



魔族体なら直接ソルに念波も視界も繋げられるけど、今は人間の身体だから出力が下がってるのよね



ソルが現世に居るならまだしも、神魔界や地獄や天国にまで力は及ばず、それは出来ない。例えキャパシティを増幅しても無理だと思う



まゆ「中々不便ね…」



そして、今は私のアストラルサイド(精神世界)には、グラウ一体しか置けないのも何だかなぁ…



暫くするとソルが縁壱さんを連れてやって来た。やっと会えた!私の超絶愛する旦那様♡



縁壱「まゆっ、真に会いたかった…」

まゆ「私もよ♡」



縁壱さんは、私を軽々と膝に乗せて抱き締めてくれた。久しぶり過ぎて鼻血でそう!



縁壱「頑張っておるみたいだな、全集中常中が既に出来ている」

まゆ「あら、意識してなかったわ」



前回も幼い頃から全集中常中はしていたし、魔族に戻ってもしていたから、全集中常中は私の一部なんだよね。魔力によって身体も強化されているから、これ位は練習要らないのだと思う。多分だけど…



縁壱「まゆは愛らしいな…」

まゆ「縁壱さんは相変わらず格好良いわ♡ねぇ、久しぶりに口付けして♪」



私は唇を、んーってして目を閉じる。先ずは再開の口付けでしょ?



暫くしても重ならない唇。痺れを切らす私



そっと薄目を開けて縁壱さんを見ると



アレぇー何でピシッて音を立てて固まるの!?



まゆ「縁壱さん…何で…私とはもう嫌なの?他に好きな人出来た?」

縁壱「そんなわけ無かろう、私が愛するのはまゆだけだ。しかし…今のまゆに口付けをするのは些か問題が有るというか…悪い事をしている気分になる…」



随分と歯切れ悪いわね…



ん?今の私ですって!?………………五歳児ですねハイ



まゆ「今こんな姿でも、永い事生きてきた魔族なのよ?モラルとか世間体とかゴミの日に捨ててしまいなさい」



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