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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第17章 大正恋物語【煉獄家】






まゆ「母上、これはきつね色になれば良いのですね?」

瑠火「はい。この二つはもう上げて良いです。まゆはよく分かっていますね。母は感心しましたよ」

まゆ「ありがとうございます!」



母上に褒められて嬉しくて仕方がない私は、どんどん唐揚げを揚げていく。出来た物を食卓に持って行くのも大事な仕事の一つだ



槇寿郎「うむ、美味いな」

杏寿郎「美味い!!」



私の作った唐揚げを、家族が美味しいって食べてくれるのが凄く嬉しい。杏寿郎なんか口の周りにご飯粒つけながら唐揚げを頬張ってる(笑)



瑠火「良く出来ていますね。まゆは直ぐ覚えるので教え甲斐があります」

まゆ「えへへっ、嬉しいです!わ…」



あれ、目眩…



槇寿郎「まゆ!!」



家族が私を呼ぶ声が、凄く遠くで聞こえるの



前にも有ったような?いつだっけ…



そこで私の意識が途絶え、次に目覚めたのは布団の上だった



まゆ「縁壱さぁぁぁん!!」



目が覚めて飛び起きると、家族が私の布団を囲んでいた。皆の冷たい視線に晒されているのは何故だろうか



槇寿郎「縁壱さんって誰だ!!その男はお前の何なんだ!!嫁になど絶対やらんぞ!」



花嫁修業の意味よ(汗)



瑠火「杏寿郎、縁壱さんとはまゆのお友達でしょうか…」

杏寿郎「いえ、聞いたこと無いです!!」



縁壱さん?………………あっ………………私、巌勝さんを……………



思い出したぁぁぁ!!



まゆ「いえ、誰なのでしょうね。知りませぬ……」

槇寿郎「それなら良いが…」

瑠火「まだ本調子ではない様ですから寝なさい」



私は返事を返して電気を消してもらって、そのまま寝る



まゆ「はい、まだフラフラしますから寝ます。おやすみなさい」



フリをした



父上達の気配が無くなると、自分の中の魔力を探る。感触的に今回は魔力がしっかり使える身体だわ!



まゆ「グラウ、来い!」



早速使い魔を呼び出せば暗闇からポンっと、本来の大きさよりも大分と小さい西洋の龍が現れる。ずっと私の側に居てくれたんだね…ありがとう



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