第17章 大正恋物語【煉獄家】
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杏寿郎『ほぎゃぁー、ほぎゃぁー』
まゆ『ほにゃぁーほにゃぁー』
産婆『男の子の方は骨太さんだねぇ。父さんに似て身体が、ガッシリするよ!女の子は小さいけど、元気な別嬪さんだ!』
槇寿郎『瑠火、ありがとう!!』
瑠火『槇寿郎さん、お静かに願います。子供達がビックリしてしまいますから』
ある年の五月十日。杏寿郎とまゆが、この世に産まれた日
産婆『煉獄さん…私ね、名付け専門の占い師をしてるんですよ。女の子の方は身体が小さくて苦労するだろうが、「まゆ」と云う名前にしたら大成するよ…』←産婆に化けたガブリエル。実は四百年前にも…
槇寿郎『まゆ…。ふむ、良い名前だ!では、娘の名はまゆにしよう!!息子は杏寿郎だ!!』 ←若い時は大音声がデフォだった
瑠火『槇寿郎さん…私は先程、お静かにと言いました』←産後だろうが、兎に角ブレない
元気に産まれた煉獄ツインズは、鬼殺隊への道を突き進む!果たしてまゆは、巌勝を取り戻す事が出来るのか!
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