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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第16章 私の我儘【天国地獄魔界編】






本当に今更である。まゆは今の今まで、その大問題を考えてもみなかったらしい



縁壱「いや、私は兄上とならばまゆを共有しても構わない。人から外れた考えだろうが、私にはまゆと別れるという選択肢などは無い故…」



まゆがプチパニックを起こしていると、意外な答えが返ってきた。縁壱が考えた最善の選択が、巌勝とまゆを共有だったのだ



まゆ「はっ?縁壱さんはそれで良いの!?」

縁壱「男に二言は無い。兄上さえ良ければの話だがな」



『巌勝さんが了承をする筈がない』とまゆは思ったのだが、縁壱が真剣に考えた結果なのだ、口に出さずに頷くしかなかった



まゆ「私も縁壱さんと巌勝さんしか嫌よ。あっ、次の人界転生があったら一緒に来る?」

縁壱「私は行かぬ。記憶が戻れば連絡は取れるだろう?私はまゆとは違い、このままで人界に行けるのだ。呼んでくれたら直ぐに行く」



まゆは「縁壱さんらしいわね」と、少し浮遊して縁壱に視線を合わせ、自ら口づけをした



縁壱「随分積極的だな。では、今夜は目一杯可愛がるとしよう」

まゆ「満足させてね、あなた♡」

縁壱「当たり前だろう。男として夫として…」



縁壱はまゆを姫抱きで寝室へ。そしてキングサイズのベッドに雪崩込むと口付けを交わした。それが合図となり、二人の長く甘い夜が始まるのだった



明け方、事情後の余韻を残し抱き合う二人。時々お互いに、相手の頬や唇にチュッと軽く口付けしつつ話をしていた



縁壱「まゆ…永遠に愛してる。生きている時は、真に永遠が存在するとは思わなかった…」

まゆ「私も縁壱さんを愛してるわ。四十億年もの間私が知らなかった感情を教えたは、巌勝さんと縁壱さんよ?」

縁壱「ん、嬉しいものだ…」



暫くの会話の後、怠さと満足感に身を委ねた二人は、幸せイッパイで眠りに落ちていく…



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