• テキストサイズ

【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第16章 私の我儘【天国地獄魔界編】






美月「村人に酷く殴られた少年を、天から舞い降りた治癒の女神が治してくれた。女神に初恋を奪われたので一回休み…って、獄卒関係無いよねw」

蓬「おっ、五マス!不喜処から逃げ出そうとした亡者を、ライフルで蜂の巣にして空いた穴に蜂を入れる。その亡者を冬虫夏草、閻魔の煮凝り、サンタの日干し、どスケベダコと一緒に煮込む。やってたな、そう言えば…」

縁壱「亡者を縛りつけて、どつき漫才をする。折角ネタを考えて来たのに、亡者が叫ぶか泣くしかしないので更にどつく」

まゆ「完全に鬼灯君の性癖よね…」



双六は夕餉の時間まで続き、見事に勝利したのは縁壱だった。その後は皆揃って夕餉である



夕餉を食べ終え、大人組は談笑中だ。蓮実、雅勝、理壱は三人で風呂に入っている



美月「そう言えばさぁ、さっきの双六に有った治癒の女神って、お母さんの事だったりしてねw人間の子供の怪我を治した事あったりする?」

まゆ「二千年位前までは治癒の女神として、外国の地方で信仰されてたわよ?魔族だけどw縋れるもんに縋る時代だったから神とされてたのよね。日本でも結構人の治癒はしてたけど、鬼灯君にリカバリィかけたのが私か如何かは分からないわ」

縁壱「蓬君、この件について何か知らないか?知っているのならば包み隠さずに話してほしい」

蓬「えっ?えーっと…大変お綺麗な女性としか聞いてないですハイ…」


美月が一発大正解。蓬は勿論鬼灯の初恋の相手を知っていたが、義父に物凄い鋭く見られているのが怖いのか本当の事を言えずに、とっさに知らないふりをしてしまうのだった



まゆ「そんなの聞いてどうするのよ。例え私だとしても、鬼灯君が人間だった頃って何千年も前の話なのよ?」

縁壱「どうもせぬが少し気になっただけだ。仕方ないではないか、私はまゆを愛し過ぎておるのだから…」

美月「お父さん少しは自重してよね!」

蓬「お義母さん、本当に愛されてますね…」



縁壱はまゆの肩を抱き自分の胸元に引き寄せ、まゆはまゆで「あん♡縁壱さん逞しい身体♪」と喜んでいた。因みに赤ちゃんズは沐浴も授乳も終わり、リビングに置いてあるベビーベッドでスヤスヤと眠っている



/ 694ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp