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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第16章 私の我儘【天国地獄魔界編】






縁壱は子供達が居るのにも拘わらず、まゆを膝に乗せ抱き締め、まゆも縁壱の胸元に顔を埋めており、大変ご満悦である



縁壱「まゆ、好きだ。愛してる…」

まゆ「私もぉ♡」

美月「何だこれ……寝よぉ…オヤスミィ…………」

雅勝・理壱「「眠いので寝ます!おやすみなさーい!!」」



美月はゲンナリとして自分の部屋に行き、雅勝と理壱は楽しげに手を繋いで部屋へと走って行った



縁壱「しっかり布団を掛けて寝るのだぞ。おやすみ」

まゆ「おやすみー♪」



約八年ぶりの二人きり、縁壱とまゆは少々緊張気味に口付けを交した。あれだけイチャついていていたのに、今さら何故なのか…恐らくは、二人きりだからだろうが、何処か不思議な夫婦である



まゆ「ねぇ縁壱さん、生活が落ち着いたらもう一人欲しいな♡」

縁壱「ふむ、何人でも欲しいが…男子が良い」

まゆ「えっ、私は女の子が良い!」

縁壱「女子は嫁に行く。手塩にかけて育てた娘が持って行かれるのは解せぬ」



まゆは『縁壱さんってそんな事言う人だったっけ?』と困惑している。少なくとも現世で生きていた時は、言わねばならぬ事は言っても、そのような俗っぽい事など言わなかったのだ



まゆ「確かに嫁に出さなきゃいけない日は来るかもしれないけど、私みたいな例はあるし…それは、それじゃない?」



まゆは上手いこと言えずに、必殺『それはそれ』を使う。しかし、娘可愛さに、納得が出来ない様だった



縁壱「まゆみたいに男の良し悪しを見極められれば良いが、中には亀島殿や冴島殿の様な男も居るのだぞ?大事な娘が弄ばれるやもしれぬ…」

まゆ「当時の私見極めとか出来ないから!四十億年を生きた記憶無いしっ!」



全くもって、その通りである



まゆは隣の家の優しくて美丈夫で強くて逞しい、お兄さん達に恋心を抱き偶々両思いになって、その先に幸せがあっただけだと考えている。見極めをしたかと言われると絶対に違うのだ



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