第16章 私の我儘【天国地獄魔界編】
・
白澤「払う払う♡まゆちゃんの為なら何でもござれだよ♪」
アスモデウス「わかった!くぅ〜っ果てし無く無理めなお前が良い!」
セーレ・ゼウス・モジャ鬼「「「女王様の仰せのままに!!」」」
縁壱はまゆと男達の遣り取りを唖然としてみていたが、大人しく席に着いた。リリスやまゆの勢いに圧されてしまったのである
天邪鬼「まゆ様の旦那さん超格好良いですよね〜♪まゆ様に飽きたら、私なんかどぉですかぁ?キャッ♡」
縁壱「はっ…?申し訳無いが妻以外に興味は無い…」
まゆ「やだぁ天邪鬼ちゃん冗談は顔だけにしてね♡縁壱さんは私の超絶愛するダーリンだから♪縁壱さんに触るな消すぞ。風魔咆烈弾(ボム・ディ・ウィン)!」
天邪鬼は誘惑失敗の挙句、縁壱にベタベタ触られてキレたまゆの魔術で、遥か遠くにブッ飛ばされて退場したのだった。魔王の男に手を出そうと思う天邪鬼の神経は一体どうなっているのだろうか…
白澤「あの子の自信は何処から来るんだろうね、僕でも無理だわ…」
鬼灯「白澤さんでも無理とか、そうとうヤバイですよね」
妲己「白澤のストライクゾーンから外れる女が居た事にビックリだわ」
鬼灯は着いて説明してからはこうなる事を見越していたのか何気に隅っこで酒を煽っていた、流石は閻魔大王の第一補佐官である。まゆは既に縁壱の膝に乗って甘えている
まゆ「縁壱さん♡好き好き大好きぃー♡」
縁壱「愛しておるぞ。まゆが愛おしくて仕方がない…」
まゆ「愛が止まらないの♡止めたら嫌だよ〜?」
縁壱「止めるものか、お前への愛は不滅だ」
鬼灯「バカップルも、ここ迄くると最早芸術ですね」
妲己「恋の魔力は絶大と云う事よね」
『恋とは、堅い・キツイ・怖いの鋼鉄の女王ですら変えてしまうのだなぁ』と、皆関心してしまう程の変わり様であった
アシュタロス「あのまゆがねぇ…」
アスモデウス「話には聞いていたが…ちょっと複雑だな」
セーレ「相手さん良い男じゃないか。あのまゆを受け止めてくれている。まぁ、今日は飲もう!」
ゼウス「彼女は本当に性格キツイからねー、オジサンもタジタジだよ〜ナンチャッテ☆」
・