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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第16章 私の我儘【天国地獄魔界編】






そう、美月は獄卒の鬼になっていたのである。なんと美月は、剣の腕が認められ、鬼灯から直々にスカウトされたのだった。刀で自由気ままに亡者を斬って斬って呵責しまくると評判らしい



まゆ「あんたねぇ…はぁー…まっいいわっ!あっ、鬼灯君ありがとうね。所でその手に持っている魂は何かしら…」

鬼灯「今お腹に居る子と一緒に産んであげてください」

美月「お母さんと黒死牟伯父様の赤ちゃんだよ…お迎え課の手伝いに行った時に現世で彷徨ってたのを私が捕まえてきたの。ずっと本部で泣いてたから…」




帰る場所の無い隊士は死んでからも鬼殺隊本部に帰り、留まる者が数多く居る。お迎えの際に美月が自分の半分血の繋がった兄妹を見つけたのだった



まゆ「そうなのね…では鬼灯君…」

鬼灯「どうぞ」



まゆは鬼灯から渡された魂を自分の腹に当て、カオス・ワーズを唱えた



まゆ「我の血が流れる愛しき子よ、我が力を受け継ぐ穢れ無き魂よ、今一度、生命を宿す源に還らん。新しき生命に祝福あれ!」



力ある言葉と共に魂がまゆの中へと吸い込まれていく。三人は『今度こそ健やかに産まれてほしい』と、心の底から願った



鬼灯「上手く納まったようで何よりです。何か有れば言ってください。出来る事ならしますから」

美月「お父さんに会っても言わないから安心して!それと子育て協力するからね!」

まゆ「二人共ありがとう…」



双子のようで双子でない不思議な二人は魔界での影響か、そうしたのかは不明だが半人半魔ではなく、純魔族として誕生した



?「ふぇっ、ふぇっ…ほにぁーほにぁー」←産声

?「…………ムニャムニャ」←いきなり寝てる



まゆ「だぁー疲れた!!」



まゆの出産はギリシャのエイレイテュイア、エジプトのメスケネト、日本の産神などなど、出産に関する神々とまゆの仲間達が神魔関係なく集まって見守っていたのである



一同「「「「「おめでとう!!」」」」」

まゆ「皆、本当にありがとう!!」



ここは神魔中立地帯のまゆの別荘。神々を立ち会わせようと我作していた者達が「産前産後は、ここが良いのでは?」と勧めたのだった



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