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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第14章 ある日の番外編【娘の祝言】






縁壱は花嫁姿で高砂に座る娘を見てずーーーっと泣いていた。縁壱を知るものはもうそんなに居ないが、知る者は「嘘やん!?」とポカーンとしていた



緑野「娘を嫁に出すのは辛かろう。分かるぞ…さぁ、どんどん飲め!私も飲むから!」



因みに酒は緑野が、わんこ蕎麦の如く縁壱の持つ湯呑みにガンガン注いでいる。何故湯呑みなのか…それはただ単に縁壱が酒を飲むペースに緑野が追いつかないからである



まゆは終始酒を煽り泣いている縁壱を放っといて煉獄家や親族、吉寿郎の同僚や仲の良い隊士などの出席者に挨拶と酒を注いで回っていた。相手方の親族への挨拶を終え次は隊士の番だった



まゆ「この度は御出席いただきまして、誠にありがとうございます」

同僚隊士A「こんにちは!お嫁さんの、お姉さんですか?」

まゆ「いえ、母親なんですよ」

同僚隊士A「という事は元、光柱様ですか?」

まゆ「あはは昔の話ですよ♪」

同僚隊士B「えーっ、マジっすか?お姉さんにしか見えないんっすけど!?」

同僚隊士C「お母さん超可愛いっすね!旦那さんが羨ましいっす!今度俺と逢引どうっすか?割とマジで!」

同僚隊士A「こらこら口説くなw旦那さんは鬼殺隊最強の元、日柱様だぞ?後で知らねーからなw」



実を言うと、この会話は縁壱に聞こえている。これが屋敷に帰ってからの騒動に繋がる事を、まゆは知る由もない



まゆ「若い子に口説かれたぁ♪私もまだまだイケるかしらw」

同僚隊士C「全然イケますよ!マジで逢引しません?」

同僚隊士B「マジになるなwww」

同僚隊士A「すんません、この男は酒が入ると女の子口説くスイッチが入るんですよ〜」

まゆ「若い証拠ね♪旦那さん命だから逢引はしないけどっ」

同僚隊士C「光柱様に振られたぁー(泣)」

まゆ「元だってばwww」



吉寿郎の同僚隊士とまゆの楽しそうな笑い声



透寿郎「こらこらお前達、人妻を口説くとは何事だ戯けが!まぁ、確かにまゆ殿は昔と寸分変わらぬ容姿だがな!」

まゆ「言い過ぎですよ〜♪ちゃんと歳とってます!」



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