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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第13章 アレがレスとか耐えられないんですど?






まゆ「うん…(愛してるなら何でよ…)」

縁壱「私は見た目も心も老いるばかりだ。だがまゆは何も変わらない…一緒に歩けば娘どころか孫だと思われても不思議ではないのだ」



確かに他人様から見たら夫婦には見えないだろう。まゆにとってはどうでも良い事だが、人間側はそうもいかないらしい



まゆ「…それの何が悪いのかしら?」

縁壱「気が咎めるのだ。こんな老人が若くて愛らしいまゆを抱いて良いのかと…」



まゆ「良いに決まってるでしょう?私ね、縁壱さんを愛しているから抱いてほしいの…」

縁壱「抱きたいさ。ずっとお前を抱いていたい…」



まゆは唇を噛み締める。確かに神魔は老いない。もしくは老いるスピードが人間に比べて緩やかなのは確かだ。その事をまゆは分かっていながも『愛し合ってるんだから、そんなの関係ない』と、納得いかない様子



まゆ「格好つけないでよ…私は縁壱さんの妻なんだよ?抱きたいなら抱けば良いじゃない!見た目年齢何か気にしないでよ…縁壱さんが老人?私は四十億歳過ぎてんのよ!ババア通り越して塵よ、塵!!」



自分を塵扱いし始めたまゆだが、年齢からすればそうなのだ。ただし、何億周回ってお姉さん説はある



縁壱「まゆは可愛らしい女性だ、私は白髪が出て来て顔も皺が目立つ…」

まゆ「だから何なの?それも引っ括めて縁壱さんが好きなのよ。だから…そんな事を言わないで…お願いだから(見た目を若返らせる事は出来る。けど、縁壱さんは求めてないんだろうなぁ…)」



縁壱はまゆの言葉に嬉しくなるが、同時に戸惑いを見せる



縁壱「その様な事が真に許されるのか…」

まゆ「混沌なる力を持つ事をあのお方、L様に許された私が良いって言ってるんだから良いのよ♪それに、私は歳取って渋みが増した縁壱さんも素敵だと思うの!上手く言えないけど、何だかキュンってしちゃう」



縁壱はL様という存在を知らず戸惑うが『お互いの気持ちを知れて良かった』と思い、肩の力が抜けていくのを感じるのだった



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