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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第13章 アレがレスとか耐えられないんですど?






リリス「だから〜、何か気負いしてるとかあるでしょうよ!ホントにわかんない子ね!」

白澤「まゆちゃんを抱きたくないでもなく、出来ないわけでもなく、他に理由あるでしょっ!って話」

まゆ「よくわかんないけど会いたい。縁壱さんに抱っこしてほしいよ…何か、何か…」



今にも泣き出しそうなまゆに発破をかける。長年一緒に居る友達に元気が無いのはリリスとて嫌なのだ



リリス「ほら帰りなさいよ!自分の気持ちをちゃんと言わないとね♪まゆはいつも肝心な所を言わないんだもの」

白澤「きっと旦那さんは待ってるよ♪」

まゆ「あっ…ありがとう…」



まゆはハッとした顔をして、すぐに帰っていった。縁壱に会いたい一心で空間を渡る





まゆ「どんな顔して会えばよいのか…」



まゆは、玄関の前でオロオロとしている。空間移動まで使って飛び出したのだ、要するにバツが悪い



まゆ「どうしよぉ…」



と、その時、静かに玄関が開いた。縁壱がまゆの気配を感じて妻を迎えに行ったのだった



縁壱「お帰り…」

まゆ「あっ、縁壱さん…ごめんなさい…私、自分の事しか考えてなくてっ…本当にごめんなさい!」



まゆは縁壱に声を掛けられビクリて身体を揺らす、しかし自分が悪いのだからと謝った



縁壱「中で話そう…」



まゆは屋敷に入るが身体が強張っていった。別れ話をされるのではないかと…。縁壱はまゆの手をとり玄関を閉めた後、寝室へと歩き出す。『今日こそ自分の気持ちを言わねば』と決意をして…



まゆ「縁壱さ、ん…(お願いだから別れようなんて言わないで…)」

縁壱「すまなかった。私の気持ちを聞いてくれるか?」



『あぁ、怖い。私は捨てられてしまう…』とまゆの心はどんどん落ちて行くのだった



まゆ「はい…」

縁壱「私は……私はまゆを愛している。しかし、私の年齢は六十になった…」



縁壱としても言い辛いのだろう、正座で俯いている。一方まゆの目からは涙が溢れて視界が歪んでいた



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