第13章 アレがレスとか耐えられないんですど?
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流石は神魔界で堅い・キツイ・怖いの3Kを獲得し、その名を欲しいままにしただけの事はある。一部では億年処女と呼ばれているまゆは、縁壱と巌勝しか受け付けないのだ
リリス「相変わらずね…。で、アンタはどうしたいのよ!」
まゆ「昔みたいに毎日抱かれたい!だから淫魔の気を寄与してほしいの!そしたら流石に縁壱さんも…ムフフッ♡」
果たして縁壱にそれが通用するかどうかは別としても、ワンチャン心意気はわかってくれるのではないかと思ったのだ
リリス「とりあえず、白澤のとこにでも行ってみましょっ」
リリスは返事も聞かずにまゆを抱えて桃源郷へと空間移動をする
白澤「あー!リリスちゃん、まゆちゃんいらっしゃい♪嬉しいなぁ〜可愛い女の子が二人も僕を訪ねて来てくれるなんて♡今夜は3人でムフフな事しちゃう?」
リリス「フフッ良いわよ♪まゆったら旦那さんが抱いてくれなくてカナリ溜まってるみたいだからねー♪」
まゆ「なんでやねん」
三人でってどんなんよ!と心の中で思い、思いっ切り顔に出ていたのだった
(ㆆ〆ㆆ)←こんな顔
リリス「冗談よっ!さっ、飲みにでも行きましょうか!」
白澤「賛成!店閉めるからちょっと待ってね♪」
まゆ「うん…(人選間違ったような?)」
地獄に在る居酒屋で酒を飲みつつ相談をしている。この店は地獄名物候補の『牛肉の亡者油ソテー』が美味いと評判の店である。因みにまゆとリリスと白澤は『バターソテーで!』と、やんわり亡者油を否定していた
白澤「まゆちゃんさ、僕が薬に詳しくなった理由知ってるでしょ?瑞獣の僕でもキツイのに旦那さん人間なんだよね?六十歳って結構厳しいよ〜」
まゆ「私の得意分野は復活・再生・治癒なのよ?私と交われば自ずとそこら辺も強くなるのよ…」
リリス「他に女が居たり?」
大音声で『それは無い!』と断言するまゆ。他の客からの視線が突き刺さり居たたまれなくなって俯き、小さな声でもう一度言った。自分に言い聞かせるように…
まゆ「絶対無いよ…」
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