第13章 アレがレスとか耐えられないんですど?
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アストラルサイドからの空間移動をしてまでまゆが向った先は、淫魔は女王リリスの所だった
【魔界】
まゆ「リリスぅー!!淫魔の気を私にくれぇぇぇ!!」
リリスの部屋に入るなり、叫びながら涙を流すまゆ。そうとう重症なようだ。リリスはアスモデウスと事情の後だったらしく、若干気怠そうにしている
リリス「来たと思ったら…どうしたのよ」
まゆ「縁壱さんが私を抱いてくれないのよぉぉぉ!こんなのってないわよね!?」
アスモデウス「私がまゆを抱こうか?頑張って満足させるよ!」
性愛を司るソロモンの悪魔であるアスモデウスがまゆを褥へと誘うが、まゆとリリスの攻撃がアスモデウスを魔界の果てまで飛ばしたのだった。これ程までに自業自得と云う言葉が似合う男は魔界には居ないだろう
まゆ・リリス「「魔竜烈火咆(ガーヴ・フレア)」」
アスモデウス「溜め無しは酷いよおぉー!!」
遠くで『ドゴッ、ガシャーン、グチャ』とか音が聞こえたが、まゆとリリスは気に止める事なく話をしていく
リリス「うーん…旦那さん人間よね?歳は幾つなのよ」
まゆ「六十歳!まだ若いわ!すれば中折とかしないし、昔と変わらず凄いのよ。でもしてくれないの…」
永遠の時を生きる者達の基準では若いらしい…。人間の男性にとっては迷惑な話である
リリス「人間の六十歳は私達とは違うのはわかるわね。それなら魔族にしちゃえば良いのよ♪」
まゆ「縁壱さんを魔族にしたくない…。確かに人は老いるわ!でもいつまでも男は男だよね?」
リリス「そうよ。でもね、逆も然り…だから自分から押し倒しちゃいなさいよ!カプッと咥えたら旦那さんも欲には逆らえないわ」
まゆ「咥えるまで持ち込めないわよ?袴を外して褌を引っぺがすまでにストップかけられる落ちが見えるわ」
中々えげつない事を言う二柱だが、女同士の会話ならアリだろう
リリス「そう…なら、男紹介するわね。まゆなら是非お相手願いたいって言う男性魔族が結構居るの♪ハメ外して楽しんじゃえば良いのよ」
まゆ「無理!何でそんな話になるのよ、私はお互い愛がある上での行為じゃないと嫌なの」
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