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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第10章 番外編ー黒死牟ー






まゆ「ありがとう、早速始めるわね。加護も掛けるからもっと強くなるわ!」

黒死牟「頼む、かたじけない…」



まゆ「我、混沌の龍、まゆの名において汝、黒死牟、基、継国巌勝を魔族として迎え入れる事を許可し、我の祝福と加護を与えん。汝の助けとなりて力となれ!」



私の身体が一寸だけ光と闇の色。正に混沌で包まれ、身体が強張った私をまゆが優しく抱きしめてくれる。妻に抱き締めらる気恥ずかしさと嬉しさで胸がイッパイだ



まゆ「もう終わったわよ?さぁ行きましょう。魔界に住む魔族の中にはね、好戦的なのも居るから対戦相手には事欠かないわ。それと、地獄には獄卒の鬼が居るけど、無惨は全く関係ないから気にしなくて大丈夫よ」

黒死牟「あぁ…」



まゆのテレポートとやらで移動するが、これは初めての感覚。何とも不思議だ



ここが魔界…?何やら宮殿のようだが…



まゆ「あー、ここは魔界じゃないわよ〜。ここは地獄、っていうよりも閻魔庁かな。とある人に会ってほしくてね…」

黒死牟「あ。あぁ…」



閻魔大王が居られるという閻魔庁の事か!?とある人とは?どうも頭が着いていかない



鬼灯「まゆさん、お久しぶりです。お帰りなさい」

まゆ「あ〜ら、鬼灯君じゃない。丁度会いたかったのよ」



誰だこの男は…角があると云う事は鬼、恐らくまゆの言っていた地獄の鬼なのだろうな


鬼灯「まゆさんの目的はわかってますからご安心を。桃源郷にて待っていただいています。ここでは仕事をサボってまで立ち会いたがる無能上司が居ますからねー」

まゆ「相変わらず容赦無いわね…。良いわ、桃源郷なら自然いっぱいで綺麗だし」



桃源郷!?有名過ぎる…



鬼灯「えぇ、良いですよ。あの白豚は任せてください。あー、そちらの方は黒死牟さん基、継国巌勝さんですね?私は閻魔大王の第一補佐官をしております、鬼灯といいます。どちらの名前で呼んだら宜しいですか?」

黒死牟「はい、名は鬼灯殿の…お好きに呼んでくだされ…」



閻魔大王の第一補佐官…とても有能そうな方だ。鬼灯殿に言われて気が付いたが、私はこの先どちらの名を名乗るべきなのか…



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