第8章 運命か必然か
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縁壱「まゆが欲しい、頼むから拒まないでくれ…まゆ…(まゆが欲しいのは兄上なのに…)」
まゆ「………良いですよ。でも、これは夢、明日になれば忘れる…今夜は縁壱さんの好きに抱いて良いよ。んんっ(縁壱お兄様はずっとずっと傷付いてきたんだ…巌勝さんの事も、うたさんとお子さんの事も…まだ生傷のままだったんだよね…)」
その言葉に縁壱の理性が薄れていき、激しい口付けにまゆは息をつく隙も無く思考が奪われていく
縁壱「まゆ、愛してる…兄上の名を呼んで構わないから…(きっとまゆの気紛れ…兄上が恋しいのだろう。しかし今だけは、今だけは私を求めてほしい…)」
まゆ「んふぅ、はぁっん…縁壱さんはっ、んぁっ、縁壱さんだから、あんっ♡(縁壱さん知らないでしょ、私は巌勝さんも縁壱さんも好きな事を)」
縁壱の指が乳首を、唇が臍に身体全体を愛撫していく、まゆは堪らず声を上げた
縁壱「ありがとう…」
まゆ「やぁっ♡あっ、あっ、そんなしちゃダメぇ〜♡」
蕾を舐められ蜜壺に指を入れられ喘ぐまゆ、絶頂は直ぐそこだった
縁壱「指が持っていかれそうな位の締め付けだ…」
まゆ「にぁっ、よりい、ちさっ♡まゆイッちゃうっ」
十二歳で巌勝に快楽を教え込まれた身体は元々感じやすくイキ易いのに加えて縁壱にされている行為である。それにより興奮が頂点に達したまゆは「そこ気持イイの♡」と腰をくねらせた
縁壱「私でイクのか?ん?」
まゆ「んぁっ、あぁぁぁぁっ!あふっ♡」
ビチャビチャと屋敷に鳴り響く卑猥な音。『自分がまゆを淫らに喘がせているのだ』と、余計に縁壱を興奮に導いたのだった
縁壱「まゆの熱くて厭らしいココに入れたいのだが、まゆは指の方が好きそうだな…」
夢にまで見たまゆとの交わいが現実になったのだ。何度も妄想で言った台詞を口に出し、ゆるゆると指を中で遊ばせた
まゆ「ハァハァ…ん、入れて、わたっ私っ、あぁんっ♡縁壱さんの欲しいよぉ♡おねがっ、あっ♡よっ…縁壱さんのをください…お願いだから…」
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