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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第7章 柱になる






新人隊士達は渋々とまゆに着いて行く。行き着くと鬼が人を食らわんとする瞬間だった。速度を上げて走るまゆ。他の隊士達を置いていくが仕方がない



まゆ「日の呼吸 ・日暈の龍 頭舞い!」

鬼「!?」

桃太「斬るの早っwww」



まゆは素早く鬼を倒し、人を救出する事に成功した。因みにまゆが走る速度に少し遅れたが、着いて来られたのは風柱の継子の桃太、その次は秀人である



隊士達「「「ゼェハァ…ハァハァお、鬼は?」」」

秀人「流石姉御!仕事が早えー」

まゆ「もう少しで食べられる所だったの。ちんたら走ってたら救える命も救えないよ?人の事を言う前に自分達の実力を上げた方が良い」

桃太「うん、まゆのヤローやっぱ怒ってた」



まゆは自分が言われた事に対して怒っているのではない。もし、この任務に自分が居なかったらとゾッとしたのだった



隊士5「申し訳ありませんでした…」



一人の隊士に続き、他の隊士もまゆに謝る。それに対し、自分の考えを話した。この話が少しでも隊士達の『これから』に繋げられたらと願いながら…。桃太や秀人を含めた隊士達はまゆの声に耳を傾け大人しく聞いている



まゆ「手の届く範囲でしか救えない。だけど範囲を広げる事は出来るんだよ。どれだけ速く走れるか、どれだけ鬼の正確な位置が掴めるか、どれだけ強いかなの。人々を救いたくて鬼殺隊に入ったんだよね?それならとことんまで己を磨きなさい!他人にどうこう言っている場合ではない」



まゆ自身、もう少し早く着いていたら、と縁壱に縋り付き泣き叫んだ時もあったのだ



隊士2「光柱様、大変申し訳ありませんでした」

隊士1「スミマセン、俺達じゃ救えなかったです」


まゆの魂の叫びに似た言葉の重みは、初対面の隊士にも伝わっているようで、桃太と秀人以外全員がまゆに対しての非礼を詫た



まゆ「わかってくれたらそれで良い。では帰りましょう!皆様、本日の任務お疲れ様でした!報告書は私が書きますから皆様は帰ってゆっくりしてくださいね」



全員「「「お疲れ様でしたー!」」」



まゆは帰って行く隊士を見ながらニッコリと微笑んだ



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