第7章 柱になる
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縁壱とまゆと桃太以外の隊士は涙目である。因みに真希ちゃんはシラーっとしていた
真希「あーぁ、いい加減学習したら良いのに」
この鬼殺隊では巌勝が入隊してからは、何かしらまゆ絡みで巌勝の殺気が漏れ出す事があるのだが、隊士達は中々学習しないのである
巌勝「貴様、謝れば許されるとでも?処す!」
勇者な隊士「あばばばばばばっ」
あまりの殺気に勇者な隊士は言葉にならない声を出している。まゆは止めようと巌勝の腕に絡みついた
まゆ「巌勝お兄様っ!お酒の席だからもうやめて♪まゆは巌勝お兄様の膝に乗りたいな♡」
巌勝「まゆっ!そうか、ならばやめておこう。貴様命拾いした様だ、まゆに感謝せねばな。ふふっ」
勇者な隊士「まゆ様、ありがとうございますーっ誠に申し訳ありませんでしたー!うわーん」
勇者な隊士は泣きながら走っていってしまった。まゆが甘えながら膝に乗った事により巌勝の殺気は完全に消失し、周りの隊士は心底『ホッ』としたのか、安心して酒を飲みだす。いい迷惑であるが柱にものを申せる隊士など居ないので、お決まりのパターンでもある
浦太郎「えーっ!まゆちゃん酷いよ。僕はダメで月柱様なら良いの?」
いつの間にか復活していた浦太郎が、巌勝の膝に乗るまゆに抗議をした
まゆ「私にとって巌勝お兄様と縁壱お兄様は特別なの。だから竜宮城に帰って?」
浦太郎「じゃぁまゆちゃんと真希ちゃんさ、僕の乙姫になってよ♡」
ギロリと浦太郎を睨みつける巌勝。しかし浦太郎は動じない
まゆ「いいよ♡ねー真希ちゃん♪」
真希「うんwww」
縁壱「それはダメだ」
巌勝「そうだ、何を考えている!」
巌勝と縁壱は慌てて抗議をするがまゆは話を続ける。そこには何かしらの意図があるらしい
まゆ「じゃぁ私の任務よろしく♡柱の任務だからキツイけど」
真希「昼間は私の仕事よろしく♡食堂でご飯作ってね!」
浦太郎「えーっ何で?何で?」
巌勝「亀は乙姫に仕える身、当たり前だろう」
縁壱「仕方あるまい」
桃太「いつも女に破廉恥な事ばっか言ってるからだ馬鹿めwwwwww」
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