第7章 柱になる
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とっさに合わせられたのは流石双子だからなのか、兄上大好きな縁壱だからか、傍また縁壱も巌勝と同様の感情を抱いているが故なのか定かではない
まゆ「そーなんだ!珍しいですね〜二人で飲むなんて(聞いたことはないけど、巌勝さんって縁壱お兄様の事嫌いだよね…偶に露骨だし。それとも素直になれないだけかな!?ツンデレな巌勝さん可愛いっ♡)」
巌勝「いつも三人か他の柱と一緒だからな。偶には良いかと」
縁壱「ですね、私自体あまり酒を飲みませんし(双子故か兄上の考えている事がわかる…私もまゆが他の男に身体を寄せられるのは腹が立つ、邪魔をするのですね。流石兄上です)」
とっさに合わせられた要因:まさかの全部!!
まゆ「おっつ!私の席はどこ行ったぁー!!」
まゆは先に来ていたメンバーと挨拶を交わした。しかし、毎度毎度まゆの席がないのは何故なのか…
巌勝「縁壱、これは僕を構ってというアレか?」
縁壱「はい、好きな子には意地悪してしまう不思議な現象です」
巌勝と縁壱は察する。要はまゆに構ってほしい桃太の弄りなのだ。小学生男子が好きな女の子に構ってほしくて、ついついやってしまうアレである
桃太「まゆよく聞け、実はな…お前の席は鎹鴉が食った」
まゆ「いやぁ〜ん、鎹鴉ちゃんお腹壊さないかしら!?心配だわぁ( ノД`)って、馬鹿ぁー!っんなわけあるかい!!」
浦太郎「まゆちゃん、僕の膝空いてるよ♡ぶべらっ?ぐはぁ…」
巌勝「あっ、手が」
ドカッ バキッ
お分かり頂けただろうか。二十歳前後の男が鼻血を出して倒れている。身体は時々ピクピクと動いているので、生きてはいるという状況だ
まゆ「あー巌勝お兄様ずるい!私が殺りたかったのにっ」
巌勝「手が滑っただけだ。最近どうも調子が悪くていかん(私のまゆを誘うなど100万年早いわ、助平亀が!!)」
縁壱「それは心配ですね」
桃太「すげぇ滑り具合でしたよ(笑)(月柱様はまだまゆを…)」
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