第7章 柱になる
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巌勝は微笑み、まゆの耳元で囁く様に言葉を紡ぐ。するとまゆは背中がゾクゾクするのを感じ身体をピクンと震わせる
巌勝「そうか…まゆ、接吻しても良いか?」
まゆ「んっ…もぅっ巌勝さんったら〜聞かないでよっ!聞かなくても全然していいから…」
リア充爆発希望する方は手を上げて前へお越しください。手伝いますから
巌勝「あまりにもまゆが可愛い故に気が咎めてしまってな」
まゆ「上手いんだから…っんん」
部屋に響くリップ音と時々漏れるまゆの声。正直な話、このまま夜の営みに持っていきたいところだが、巌勝はまだダメだと自分に言い聞かせてまゆを抱き直す
巌勝「今日は一緒に寝たいのだが…勿論接吻以上の事はしない(煩悩に打勝つのも鍛錬の内、そしてまゆに触りたい)」
まゆ「うん!(あの頃は毎日助平な事してたのに、巌勝さんどうしちゃったんだろう…嫌だ私ったらしてほしいみたいじゃん)」
精神修行の一環として、煩悩に打勝つ事を目標にまゆの尻に触りながら寝ようと心に誓った巌勝だったが、果たしてそれに鍛錬として意味があるのかはわからない
巌勝「おやすみ、愛しておるぞ…私だけのまゆ」
まゆ「おやすみ、愛してるよ♡」
チュッ
おやすみの口付けを合図に二人は抱き合い目を瞑った。まゆは直ぐに寝たが巌勝は煩悩地獄に陥り中々眠れなかったらしいが、果てしなく自業自得な出来事である
因みに朝起きた時に巌勝の目の下には隈があったのだが頗る機嫌が良く、何処とは言わないが身体の一部が果てしなく元気だったので、朝から厠で自家発電して三回出したとか。その際に勢いが過ぎて『自分に顔射』してしまって暫くブルーだったのは、クッソどうでも良い話である
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