第7章 柱になる
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巌勝は心の中での宣言通りにまゆを半裸にして膝に乗せたあげく、まじまじと観察をしだした。今だに白目を剥いてタレているがお構い無しである
巌勝「うーむ、胸もあの頃よりも随分と…腰つきも尻も…まゆは中々に厭らしい体型になったな。それを考えたら辛い鍛錬も頑張れる(乳首摘んだら起きるだろうか)」
口に出している事も考えている事も、大して変わりがないようで何よりだが鍛錬との関係性は不明。男性はそのような事で何かを頑張れるのか甚だ疑問である。恐らくは全世界中探しても巌勝だけだろう
巌勝「ふふっ」
何やら突然微笑み出し、まゆの乳首をクリクリと摘んだ。普通そういった場面では鼻を摘むだろう
まゆ「んっ…っん、あっ…ええっ!?」
巌勝「起きたか。あまりにも起きぬ故、敢えて乳首を弄っていた」
何を敢えてなのか、聞いてみたい
まゆ「あー、そうなんですか。ビックリしたぁ」
巌勝「驚かせたなスマン。大丈夫か?」
ビックリしたで済ますまゆは、きっと天然の何かなのだろう。勿論、巌勝は下心が満載なのだが表には出さない、ある意味出したいが我慢の子である
まゆ「私こんな格好で寝てたんですね。恥ずかしいです…」
巌勝「気にするな、誰にでもある事だ(うぐっ褌の中身がはち切れそうな程痛い!!)」
やった張本人なのにサラリとまゆをフォローした感じにしている巌勝に、誰かツッコミを入れた方が良いだろうが生憎ツッコミは不在だ
巌勝「時にまゆ、光の呼吸は全て雷の呼吸・霹靂一閃の踏み込みを使っているようだが脚は辛くは無いか?(太腿の触り心地が実に良い…)」
まゆ「あー、私は技自体が大振りな分、速さで補っています。それは脚でも一緒で、速さに関しては今迄と変わってないので大丈夫なのです♪あんっ♡擽ったいですよぉ(笑)」
真面目な話を半裸のまましているまゆもまゆだが、真顔で彼女の太腿を厭らしく撫でながら聞いてしまう巌勝も大概である
巌勝「まゆの太腿に負担が掛かっておるのではないかと心配でな…解さねば」
まゆ「巌勝さん超優しい…」
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