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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第7章 柱になる






信長の問に巌勝が答える。特に思い当たる節が無い為、巌勝や縁壱は困惑気味だ



巌勝「いや、特には無いと思うが」

秀人「姉御は繊細なのだ!きっと心の中で俺に助けを求めて」

まゆ「地球が滅んでもそれだけは絶対ねぇーわ!」

縁壱「まゆは何か悩んでおるのか?あるなら話してほしい」



縁壱の気持ちは嬉しいが今は言えない。まゆは口を閉ざし下を向いてしまった



女将「織田の兄さんと月詠の座敷が用意出来たよ!」

まゆ「縁壱お兄様、何でもありませぬ故ご心配なく!皆様、今夜は信長お兄さんと、綺麗な姉さん達と超飲むから!またね」

信長「おぅ、好きなだけ飲めっ」



そう言ってまゆは信長の腕に絡みつき、二人は用意された座敷へ向かった。その後すぐに巌勝達の座敷が用意されたが、その部屋はまゆ達の座敷の隣であった



天道「まゆの様子がおかしい」

秀人「月詠さん指名したぁーい!姉御の遊女姿とか最高だろうなぁ…ふふふっ」

巌勝「私が何かしてしまったのか…?」

縁壱「兄上、まゆも年頃の娘故、そういう日はありましょうぞ」



そんな会話をしていると遊女達が入ってきた。きらびやかな衣装を身に纏い、正座で並ぶと次々と挨拶をしていく。一通り挨拶が終わりそれぞれに女がついた



冴島「くぅー綺麗なお姉さん最高!!」

夕霧「ふふっ、さぁお酒をどうぞ」


酒を飲み交わす五人、煩いのは冴島と秀人だけで他は静かに飲んでいる



夕音「お侍さまは静かなのが、お好みでありんしょうか」


一人の遊女が縁壱に話しかける。縁壱は巌勝以上に物静かではあるが、まゆが居ると居ないでは大きな差があるのだ



縁壱「あ、あぁ…」



今は普段以上に喋らない、というか喋る気もない。縁壱が一言だけ言葉を発したその直後、隣から騒がしい声が聴こえてきた



まゆ『私は要らない子なのよー(泣)!!ノブぅ、花梨姉さん!私はどうしたら良いのかわかんないよぉー(大号泣)』

信長『あっこら、樽に顔突っ込むな!!まゆやめーい!!』

花梨『月詠ちゃんは随分とご乱心でありんすなぁ』



冴島や秀人のみならず、物静か組もビックリしている様だ



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