第4章 友達って良いよね
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皆が目を丸くする。まゆに至ってはパニックになっていた
まゆ「あれぇ!?縁壱お兄様どうしよう!私が知ってる鴉と違うような気がします」
縁壱「鷹だな」
隼人「こういう事もあるだろ」
緑野「鴉手が足らんのか?鷹男…どっかで聞いたやもしれん…」
鷹男「俺ハ正真正銘鎹鴉ダァ。優秀ナ鎹鴉ノ吉太郎ト富子ノ間二産マレタ七匹兄弟ノ末ッ子!俺ノ三番目兄チャンハ、ソコニ居ル鳴柱ノ鎹鴉【賽】ダゼェ〜」
鷹男が、自分の兄は鳴柱の鎹鴉だと言う。緑野は確かに賽から聞いたことが有るのを思い出して納得した
緑野「確かに賽に聞いたから間違えない。鎹鷹だ」
冴島「やっぱ鷹だよなぁ」
鷹男は誰の目から見ても鴉ではない
鷹男「鷹デハ無イ、鴉ダ!両親モ兄チャント姉チャンモ『鷹男ハ鴉ダヨ』ト言ウカラ間違エナイ!」
まゆ「いやっ、鷹男だよ?鷹って入ってんじゃん」
縁壱「まゆ、あまり言ってやるな」
緑野「賽達で刷り込んだ感タップリだと思うのは私だけか?おーい岩村君!酒くだされ〜」
岩尾「はい!(惜しいけどその村シリーズなんなのですか!?教えて偉い人!)」
鷹男「鷹?親父ガ熊鷹ノヨウニ鋭ク大キク、ソシテ速ク何処マデモ飛ベル鎹鴉ニナレルヨウニ付ケテクレタ名前ダ!イイダロォ」
鷹男は羽根を腰に当ててドヤっている。それは、何とも不思議な光景だった
まゆ「鷹男さんはクマタカなんだね。オケ把握」
縁壱「鷹男は鴉だと思い込んでおる。察してやりなさい」
まゆは縁壱に言われて『思い込みって凄いなぁ〜』と納得したのだった
まゆ「改めまして、私は準日柱の御影まゆです!よろしくね鷹男さん」
鷹男「嬢チャンノ鎹鴉トシテ一生懸命二ヤラセテモラウ!」
縁壱「鷹男、まゆは極度の方向音痴故に、行き帰りは絶対に同行してくれると有り難い」
鷹男「日柱殿コノ俺ニ任ロ、シッカリnaviルゼ!!」
透寿郎「なびっ?なびるとは一体なんだ?」
グローバルな鎹鴉、鷹男は時代の最先端を行っている。非常に素晴らしい事である
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