第4章 友達って良いよね
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★激闘描写ないです。書けないから(-_-;)
というわけで日柱邸の稽古場に集まった。まゆとしては内心『処したい』と心の底から思っているが、同時に『鬼より厄介そうだぁ』と思っていた
縁壱「まゆなら大丈夫だ。普段通りやれば良い(勝てはせぬだろうが健闘はするだろう)」
まゆ「はい!!頑張ります」
冴島「では、私が合図をしよーうではないか!両者構えてぇ!」
他の柱達が見守る中、まゆと天道が真ん中で距離を取り構えお互いを見据えた
冴島「始め!」
冴島の合図と共にまゆは影縫いを仕掛けるが、あっさりと避けられてしまう
天道「甘いっ」
まゆ「早っ!チッ、影の呼吸・弐の型 影法師 」
天道「遅いっ水の呼吸・陸の型 ねじれ渦」
影法師を繰り出すが天道のねじれ渦に突破されてしまい、余波に襲われる。だがまゆはギリギリ避け体制を整え次の攻撃に移った
まゆ「くっ…日の呼吸・碧羅の天!」
ガツッ
天道はまゆの攻撃を木刀で受ける。余裕ぶった顔だが内心は焦っていた
天道「やるじゃないか。水の呼吸・捌の型 滝壷(チッ、ここ迄とか聞いてないぞ)」
透寿郎「継国殿より威力は落ちるが技のキレは負けてないな!素晴らしい!」
まゆは素早く天道に突っ込んでいき、滝壷の範囲外ギリギリで天道の頭上へ飛んだ
まゆ「日の呼吸・火車!」
ドゴォッ
天道「ぐぁっ!?」
まゆ「うわぁっ?」
縁壱・隼人「「まゆ!!」」
天道は技の衝撃で吹っ飛び、外野がその光景に目を見開く
冴島「勝者、まゆ!」
緑野「はっ、なんと…」
透寿郎「まゆ殿よくやった、俺は感動した!!」
斬れない木刀故かまゆも自分の技の威力に体幹が付いていかずに、自分まで飛んでいってしまい宙を舞う
まゆ「にやぁぁぁ!!」
縁壱は直ぐにまゆに駆け寄り、大切そうに抱き締めながら問いかけ、ついでに天道を軽く睨んでいる。それを面白そうに冴島が茶化している
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