• テキストサイズ

【呪術廻戦・ハイキュー・文スト短編集】caramel

第4章 小さくなりました【呪術廻戦伏黒恵】



『めぐ!あっち!』


「はいはい。」



恵の背中におんぶされた香菜が目を輝かせながら、あっちと指を指す。



その方向へ足を向けて歩く恵。




先輩達は報告書を作るかなんだかで一旦離脱していた。




香菜のお望み通り、歩いていけば自分の部屋に着いたので中に入り、香菜をベッドに1度降ろした。




香菜は『ふかふか!めぐのにおい!』と、ベッドの上でシーツをすんすんとしている。




その行動だけで恵は殺される勢いで胸がきゅうんとなる。




と、ブブブと自分の携帯がなった。



ディスプレイに〝釘崎野薔薇からメッセージ〟の文字。



携帯を開けば、5件ほど釘崎からのメールが来ていた。



〝おい伏黒今どこだ。〟

〝香菜が小さくなったってほんとか〟

〝今すぐ行くから場所教えろ〟

〝はやく〟

〝今すぐ〟



文面からなぜか恐怖を感じる。




自分の部屋だと言うと、殺されそうな気がしたので〝これから校庭連れてく〟と打つと、秒で既読がつき、ピコンっと返信が来た。



〝了解。手出したら殺す〟



いくらなんでも物騒すぎる。



恵は携帯を閉じて、「香菜、お外行こう」と声をかける。




すると香菜はぱぁっと顔を輝かせて、『いく!』と恵の背中にのった。




/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp