【呪術廻戦・ハイキュー・文スト短編集】caramel
第4章 小さくなりました【呪術廻戦伏黒恵】
「ほら香菜〜パンダだぞ〜」
パンダが手を広げると、ビクッとして恵の足に抱きつく香菜。
『やっ…!香菜めぐみがいいもん…』
その言葉にガーンと効果音がなりそうなパンダ。
そして顔を真っ赤にする恵。
香菜が『ん!』と恵に手を伸ばし、恵が抱っこすると満足そうに笑った。
「じゃあ私はどうだ?恵のお友達の真希だぞ?」
『めぐみのおともだち?じゃぁまきちゃんも香菜ともおともだち!』
えへへ…と笑って真希とハイタッチする香菜。
その行動に全員が噛み締めるように目を手で覆った。
「しゃけしゃけ。」
「あ、狗巻先輩、」
「ツナマヨ〜」
狗巻先輩が「ちょっと借りるね」と言うように言ってから、香菜の両わきに手を入れ、ふわっと持ち上げ軽くくるりと回った。
『わぁ!』
香菜は楽しそうにきゃっきゃと笑っている。
『あなたもめぐみのおともだち?』
「しゃけしゃけ」と頷く狗巻先輩に、香菜は嬉しそうに笑って抱きつく。
『じゃあ香菜ともおともだち!おなまえは?』
「高菜!」
『たかな……?』
恵「香菜、棘先輩っていうんだよ。」
『とげ!』
「しゃけ〜」
そんなこんなで最終的にはパンダ先輩とも仲良くなった香菜。
香菜が探検する!といいだしたので、恵が香菜を抱っこし、校内を歩くことにした。