【呪術廻戦・ハイキュー・文スト短編集】caramel
第1章 秘密【ハイキュー角名倫太郎】
スパーーーーーーン!
『いだっ!!!』
先生「なーに遊んでるんや!だから32点なんかとるんだぞー!」
丸めた教科書で頭を撃ち抜かれたみかは頭をさすりながら先生に口を尖らせた。
『数学分からないんですもん!苦手なんです!』
先生「そうかーじゃあかない、お前今日の放課後居残りな。」
『えええぇ!!!?』
満面の笑みでそういった先生にみかは机にそのままつっぷした。
クラスからどっと笑いがわいた。
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休み時間_________
治「みか、放課後居残りやってな?」
治くんが脱力してつっぷしたままのみかの頭を撫でながら話しかけた。
『治くん…私だめだ今日帰れない〜…』
治とみか1年の時からの友達だ。
県外から引っ越してきたみかにとって、最初の友達。
『見てこのプリントの量!!!今日中とか無理だよぉ…』
先生に渡されたのは小テストの範囲だったところの、裏表4枚のプリント。基礎問題ではあるが、みかにとっては難問だ。