【呪術廻戦・ハイキュー・文スト短編集】caramel
第1章 秘密【ハイキュー角名倫太郎】
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授業中______
先生「この間の小テストを返すー。平均は65や。超えてなかったやつはよく復習するようにー。」
先生から返された数学の小テストを見て、みかは机につっぷした。
『(やばい…終わった…やばいほんとにやばいよ……)』
みかの小テストの紙には、〝32点 お前マジで復習しろ!〟の赤文字。
数学は苦手だ。何言ってるか分からない。いつもは平均ギリギリだが、今回は苦手な範囲だったのだ。
はぁ…と特大ため息を着くと、とんとんと机の右端をたたかれて、スっと小さく折られたメモ用紙が置かれた。
角名くんだ。
カサ…とバレないようにこっそりと開く。
〝32点w〟
『ふぁ!?!?!!』
思わずガタガタっと椅子を揺らしながら立ち上がった。
クラスの視線が集まり、『すみません…』と小声で言って座った。
くすくすと周りから笑う声が聞こえる。
恥ずかしい顔があつすぎる……
ふと前を見れば、つっぷして肩を震わせて笑いをこらえていれ角名くん。
なんで知ってるの…!?
口を尖らせながら前にメモ用紙を投げる。
〝なんで知ってるの!?〟
〝みかがため息つきながら戻ってくる時に見えた〟
〝そういう角名くんは何点だったの!〟
〝100〟
メモ用紙を見て、聞かなければよかった…と後悔するみか。
角名くん数学の時間寝てたりするのに、なんで頭いいんだろう……
腹立つ!
文句を書こうと新しいメモ用紙を出そうとした時だった。