第1章 鏡
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縛らくして部屋のインターホンが鳴り、出てみるとエレン、ミカサ、アルミンが居た。
部屋へと上がって貰い…早速寝室へ案内して姿見を見てもらうことに。
「…うん、の言う通り全く外れないね…」
「やっぱり…?」
アルミンは姿見を手で掴みながら苦笑いする。
「何かではめてあるか…それか強力なもので付けてあるのかもしれない。」
「強力なものって何だよ…?」
「僕にもそこまでは…。接着剤でもここまでは無いだろうし…」
頭を抱えながら姿見と壁の隙間を確認するアルミン。
エレンも首を傾げて眉を顰める。
「…だとしても外さなきゃが危ない。」
「…盗聴器とかは無さそうだからその心配は無いよ。」
「だけど気味悪いだろ。普通は外せれるし。」
そうなんだよね…なのに外れないって…
「…どうしたらいいんだろう…」
そう言うとアルミンはうーんと唸りながら言う。
「業者に頼むとしてもそれなりに掛かるだろうし…今見ても危険性は見当たらないから大丈夫だとは思うけど…」
「…いきなり置いてあるっていうのは不自然な気がする。」
「ミカサの言う通り俺もそこは引っ掛かるんだよな。」