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落花流水のような 【 鬼滅の刃 】

第2章 甘露寺さんとの甘味屋


「そちらにいらっしゃるお嬢さん!」

突然炎柱の煉獄さんか
こちらに向かって叫ぶ

(え?私?)

瞬きもしない合間に
煉獄さんが目の前に現れる

「お嬢さん!覗き見は良くない!」

よもやよもや!と言いながら
笑っている煉獄さん
笑っている声も相変わらず大きい


「南無…
そちらにいらっしゃるのは日和様か?」

柱の視線が一斉にこちらを向く。

「きゃー!あの方が
お館様の妹の日和様なのかしら!
とても可愛らしい人だわ!」

「派手な髪色だ
俺と似ているな!派手派手だ!!」

「よもや!お館様の妹様だったとは!
柱として不甲斐ない!穴があったら入りたい!」

キャーキャー言っている人が1人、
南無阿弥陀仏と言っている人が1人、
よもやよもや!と大声で笑っている人が1人、
派手派手だ!と興奮している人が1人…

ほんとに個性的だ。


「論点がずれていますよ
竈門炭治郎君の件はどうするんですか?」

ニコニコしながら身長の低い女性が喋る

彼女は蟲柱の胡蝶しのぶさん。
彼女とは私の肌の件で何回かお会いした事がある

「胡蝶の言う通りだ。
拘束もして無い様に俺は頭痛がしてくるんだが

胡蝶めの話によると
隊律違反は冨岡も同じだろう。

どう処分する
どう責任を取らせる
どんな目にあわせてやろうか」

木の上にいるのは喋り方からして蛇柱の
伊黒小芭内さんだろう。
ネチネチした言い方がまさに蛇そのものだ。

…となると、地面に消沈しているのが
今回の問題の竈門炭治郎君、という事になる。



パチクリ

…なんだが今竈門くんと目が合った気がする。
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