社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第8章 店長研修は夢がたくさん
『國生 椿姫です!今回はお世話になります!
(うわー!超美人さん!私と並んだら、私のちんちくりんさが超わかっちゃうよ!)』
秘書「フフフ...随分可愛らしい方ですね。
社長が夢中になるのもわかりますゎ。」
カ「おい!お前っ!!」
『わ、私のどこが可愛らしいと?!』
秘書「だって、そう思いましたもの。
それに、4年前の発表のときにお見かけしましたが、あの時よりお痩せになりました?
今も十分愛らしさもありますが、あの時ぐらいぽっちゃりしてた方がより魅力的に・・」
カ「おい、何を冗談言ってる?」
秘書「あら?本気ですよ?ホントに可愛らしい・・・
社長もご存知ですよね?
私、男性よりも女性が好きなんですよ。」
カ「....もしや・・・」
秘書「はい!國生さんはタイプなんです!
実はあの発表の時から目を付けてたんですよ。」
『えっ!////////こんなちんちくりんな私を?!』
秘書「あらあら、ちんちくりんなんかじゃないわ。
素晴らしい逸材ですよ。」
カ「・・・あぁ、もういい。
これから話があるから、席をはずせ。」
秘書「フフフ...失礼します。」
秘書の中山は部屋から出ていく。
カ「・・・研修の件だが、さっき説明した部屋があっただろう?」
『あ、はい。会議室ですね。
少し小さめの。』
カ「今回の研修はそこで行う。
普段の店長研修はいつもそれ用の部屋を借りてやっているが、今回は少し急だったのでな、そこで行うこととなった。」
『なら、もう少し遅らせても良かったのに・・・というか、事前には何日前から借りてるんですか?』
カ「いつも1月前らしい。
それに無理言っても、今回の期間である2週間の間に他に借りるヤツがいたらしいからな。
どっちにしてもこうなってた。」
『・・・ちなみにあの会議室は研修期間中ずっと使ってても問題無いんですか?』
カ「あそこは使ってもミーティングぐらいだし、他にも沢山ある。
まず1部屋ぐらいは大したことない。
むしろ余ってるぐらいだから心配するな。」
『そうなんですね。』
カ「時間は聞いていると思うが、
朝9時から開始する。
12時~13時に昼休憩、
15時に1度メリエンダといって、おやつの時間に入る。
そして18時に終了だ。」