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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第8章 店長研修は夢がたくさん



『あの、お金云々はわかりましたし、大手の社長からの依頼にうちが断れないのもわかりましたが、

その次に書いてある、店舗巡回ってなんですか?

店長研修って、2週間みっちり経営や接客、オペレーションについて学び、たまに近隣店舗回って、どのように接客してるかを勉強するって聞いてますけど?

何故私のスケジュールだけ、店舗巡回がしっかり2週間あるんですか?』

小林「あぁ、それね。國生さんはスペシャルコースだって。

近隣の店舗回って各店舗の接客を見たところで、多分國生さんは吸収するものがないと思うのね。

それよりも、1日2日でいいから國生さんに特別講師みたいな感じで、従業員に接客やらを教えて欲しいんだって。

その話をいろんな店で聞くから、今回の店長研修と合わせたみたいよ。

まぁ、実はそれが今回の1番の目的なんだけどね。」

『各店舗の店長さんたちが教えていることを変えたくないのですが。

私じゃその店長流は無理ですよ。』

小林「僕もそう思うんだけど、各店舗その店の店長流が通用しない子が沢山いるし、ゆうこと聞かない子もいるって聞くから、藁にもすがる思いみたいよ。」

『へぇー。・・・んん?

これって、場所東京ですよね?』

小林「うん、そうだよ!」

『年末年始も東京ですか?

思いっきり被ってますが。』

小林「うんうん。そうそう。

なるべく早くやりたいって社長言ってて、年末年始気にするな!期間はコレだ!って言ってたみたいだよ。」

『......この期間に私いないと損害半端ないんですが、その分の保証は?』

小林「うん、それも含めて全てうちが支払うよ。

國生さんを研修させるための金は惜しむなって言われてるしね。
社長指示だから仕方ないよ。(ニコニコ」

『ちなみに、この期間の宿泊先などはどうなってます?』

小林「うち...というより、親会社の株式会社 万国が提携しているホテルに、4週間泊まって貰うよ。

食事も全てこちらで負担するから、何も不安がることないよ。

どうする?やるかい?

こんなチャンス次はないと思うよ。」

『........やります。やらせて下さい。』

小林「わかったよ。じゃあ後で行きのチケットはココ(駅前店)に送るね。」


こうして、椿姫の店長研修が決定したのだった。

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