社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第7章 計画
カ「俺はそんなに酒は弱くない。
夜通し強い酒を飲んでても、翌日は普通に業務が出来るし、
2日連続で夜通し飲んでも、業務に支障を来たしたことはない。」
『........お酒すごく強いんですね?』
カ「おそらくうちの兄弟のほとんどがそうだろう。
ペロス兄もザルだから、今は優雅に朝のティータイムを行っている頃だろうな。
(そんなに凄いことではない)」
『........ちなみに、、、今までお酒の失敗とかは?』
カ「.........無いな。まずそこまで酔っ払ったことは無い。
他の兄弟たちもそういう話は聞いた事無いな」
『・・・・・・うわ~お。
そこまでとは、まるで水やジュースの感覚で飲むんですね。』
カ「今の具合はどの程度だ?」
『はい。・・・だいぶ良くなりました。
もともと二日酔いになっても割りかしすぐ回復するので。』
カ「(ほっ、)そうか。なら先にシャワーを浴びてくると良い。
俺の準備はすぐに終わるが、女性の準備は時間がかかるだろう?
それに俺の後に入るのは嫌だろうから、先に入れ。」
『私はそんなに気にしませんが、カタクリさんの方こそ気にするんじゃ」
カ「(お前があとの方が気にする)
俺はそんなに気にしない。
第一、椿姫と同じぐらいの妹もいるし、もっと幼い妹もいる。
だから気にせず先に入れ。俺は後ろを向いてるからその間に移動しろ。」
『わかりました。それではお先に失礼します。』
カタクリは椿姫に背を向ける。
そのすぐ後にシーツの音と、慌てて脱衣室へ駆け込む足音がした。
しばらくしてシャワーの音が聞こえ始めた。カタクリはシャワーの音を確認してから、部屋に備えられているバスローブを羽織り、自分の携帯のチェックをする。
一通り確認した後、とあるメッセージに眉を顰めた。
【 From ペロスペロー 】
おはよう。
カタクリ、目覚めたかな?
昨日の夜はどのように過ごしたかな?ペロリン♪
ククク、帰りの新幹線で教えてくれよ〜。
ホテル出る時間は予定通りで良いかな?ペロリン♪
【 From カタクリ 】
ペロス兄、おはよう。
昨夜は特に何も無い。
時間は予定通りで大丈夫だ。
それと、今日は新幹線まで椿姫も一緒だ。
なんでも、車があるからそれで案内しろと連絡が入ったらしい。