社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第7章 計画
カ「(そうだ、昨日あのまま寝たんだ)......先にシャワーでも浴びてきたらどうだ?
昨日あのまま寝たんだ。一度さっぱりしてきた方が良い。」
『いえ・・・カタクリさんお先どうぞ。
昨夜の状況を聞く限り、カタクリさんもそのまま寝ることになったわけですし、私はこれ以上ご迷惑をかけるわけには行きません。
・・・・・ところで、私の携帯は何処にあるかわかりますか?』
カ「それならサイドテーブルに置いてる。
昨日ポケットに入れたままだったからな。
朝になって無いと、混乱させたく無かったからそこに置いた。」
『本当に何から何まですいません。』
椿姫はベットのサイドテーブルに置いてあった自身の携帯を手に取り、連絡が来てないか確認をした。
カタクリはその様子を見守っていた。
『・・・・・・ん?』
そんな中、とあるメッセージに椿姫は頭を抱えた。
カ「・・・どうかしたか?」
『・・・昨日の飲み会に来なかったイオン杜丘店の店長 長谷川さんからでした。
昨日の、代わりに対応したことと飲み会の件についてが書いてます。』
そう言って椿姫はカタクリに画面を見せた。
【 From 長谷川 】
おはよう!
昨日はイオン杜丘店の査定、代わりにやってくれてありがとう!
あと夜の飲み会、行けなくてゴメンな。
僕も行きたかったんだけど、お腹が痛くなってね。
本当は凄く行きたかったんだよ。行きたかったんだけどね、
行けなくなっちゃったんだよ。
全部の対応お願いして本当、申し訳ないよ。
今日はゆっくり休んでな。
と、書かれていた。
カタクリも一通り読んだ後に、新たにメッセージが届いたのに気が付く。
カ「何かまた連絡が来たようだぞ。」
『えっ?!』
椿姫は急いで届いたメッセージを読む。
『・・・・・・・』
『・・・・・・今日のカタクリさん達の見回りについて、お供しろという業務命令が出されました。
なので、私が新幹線でのお見送りまでご案内いたします。』
カ「(まだ一緒にいれるのか・・・しかし).......そうか。だが、無理はしなくて良い。
ただでさえ二日酔いだろ?こちらは事前に調査してるから、
案内していたと言って休んでれば良い。」
『いえ。あ、ところでカタクリさんは二日酔いとかにはなっていませんか?』