社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第7章 計画
ぺ「・・・とりあえず、ホテルへ行くか?ペロリン♪」
カ「あぁ、そうしよう。」
2人は自分たちの予約しているホテルへ入り、フロントへ向かう。
カタクリは椿姫を抱えていたため、ペロスペローに手続きをお願いし、しばらくしてペロスペローが戻ってきた。
話をしながら部屋へ向かう。
ぺ「空き部屋は無いようだったから、お前の部屋に1人追加をしてきたぞ。ペロリン♪」
カ「っ!?ちょっと待て、ペロス兄!
それは、俺の部屋に俺たちで、ペロス兄のとっていた部屋に椿姫を入れるためだよな?」
ぺ「いーや違うぞ。ペロリン♪
俺は1度チェックインしたときに、荷物を広げてしまっていてな。
片付けるのが面倒なんだ。
それに、俺の部屋は狭いのでな。それならお前の部屋に2人の方が良いし、俺と2人よりお前と椿姫を一緒にした方が良いだろう?ペロリン♪」
そう言っている間にカタクリの部屋の前まで到着する。
ペロスペローはカタクリの部屋のルームキーを取り出し、部屋を開けて椿姫諸共部屋へ押し込む。
ぺ「とりあえず、明日は予定通り9時に出るからな。
じゃあな、良い夢を。ペロリン♪」
カ「ちょっ!ペロス兄っ!!」
そう言ってペロスペローは自分の部屋へ向かった。
部屋へ押し込まれたカタクリは、軽くため息を吐き椿姫を抱えベットへ向かう。
荷物はソファーへ置き、椿姫をベットへ寝かせる。その際衣服のポケットから出てきたであろう椿姫の携帯をサイドテーブルに置く。
椿姫が寝ているのを確認した時だった。
『うぅ〜ん。』
椿姫が目を覚ました。
途端に今日1日ずっと結わえていた髪を解く。飲食店で働いているため、衛生面上お団子の様に纏めていた髪。それをカタクリに初めて解いた姿を見せた。
カタクリの目の前に、椿姫の染めてもパーマもかけていない自然な腰まである長い髪が現れる。
カタクリは思わず見惚れるが、
『あつぅ〜い。』
そう言って椿姫は服を脱ぎ出した。その行動にカタクリは慌てて後ろを向き、ソファーへ向かおうとするが、椿姫に呼び止められる。
『カタクリさぁ〜ん!
こっちきてぇ〜。』
普段の椿姫からは想像出来ないほどの甘い声でカタクリを誘う。