社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第31章 心強い相談相手
彰子「なんでって・・・そりゃあ、あたしたちも明後日入社の挨拶回りをするからよ?
あら?カタクリさんから聞いてなかったの?」
『ひょえ・・・知らない!聞いてない!!』
彰子「忘れてたのかしら?
(・・・それともサプライズ?
あぁ、でも昨日のメールだと、何にも言っていなかったから、おそらく言っていないだけね。
あたしを椿姫ちゃんに言うのを忘れるなんて、カタクリさんも悪い人ね?フフフ)
・・・それでね、そういうことだから、あたし昨日の夜来たのよ?東京にね。」
『・・・そうだったんですね。
あ、でも、明後日なら、私と会うって言うのを考えても、今日の夕方か、明日の朝一に来ても良かったんじゃないですか?』
彰子「明日会うってなったら、初日のいろいろな準備ができないじゃない?
あたしは何とでもなるけど、椿姫ちゃんはこれからずっと毎日そこにいるんだから、"心の準備"も必要かと思って拱にしたのよ。」
『へぇ・・・別に大丈夫なんですけどね。
でも、それじゃあホテルはどうなるんですか?
多分認められるのって、明日の宿泊ぐらいなんじゃ・・・』
彰子「その点も問題ないわ。
あたしはカタクリさんが愛する椿姫ちゃんの唯一の理解者であり、同じお店で働いていた仲間よ?
本来は確かに入社挨拶前日しか対応しないみたいだけど、あたしは特別でね。
カタクリさんにお願いして事前に来ることも言っておいたから、昨日から宿泊可能にさせてもらったわ。
それも、あのシャーロット家お抱えのホテルよ~!
あのリッチな感じ・・・たまんないわ。」
『へーへー。良かったですね。
それにしても・・・そっか・・・彰子ママも明後日一緒なんだぁ・・・』
彰子「カタクリさんも、元々そういう予定にしていたみたいよ。」
『?・・・"元々"って?』
彰子「お店の引継ぎとか準備時間かかるって思っていたみたいだし、椿姫ちゃんの心身の回復の時間も欲しかったから、2つをかけ合せたら大体そのくらいがいいだろうって。
だから椿姫ちゃんが東京に来てから1ヶ月を考えていたみたいよ?」
『・・・カタクリさんって相変わらず根回しというか、いろいろなところに気使いまくりの、全てのフォロー完璧ですね。
私何もしてないのに、全部良いようにしてもらっていますわ。』