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女の子は嘘と魔法でできている

第8章 仲がいい理由 貴方side


「ゆいな疲れてる?」

「え?」

「今日はやめておく??」

「ううん!大丈夫!!」

初めは体力がなくて夜有希子と遊びに行く頃には疲れが出てしまうほどだった

「勉強?」

「ううん、ちょっと体動かしてただけ!体力づくり」

体力づくりなんて嘘
最愛の人に愛されるためにしがみついた結果がこれだ
でもこれで愛されるなら苦でもなんでもない
ただメイクは大変だった
いろんな人と遊んでるなんてバレたら退学か停学くらうだろうし、それにそれがいけないことだってわかっていたからこそ有希子にもバレたくなくてメイクを変えた
私の原型を全て消すようなメイクにした
初めはそれが大変だったけど慣れたら簡単で有希子に会う前にメイクを落としていつものメイクに戻す
その繰り返しの毎日だった
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