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女の子は嘘と魔法でできている

第1章 始まり


「赤羽くんエプロン似合ってたよ」

「バカにしてるでしょ」

「そんなことふふ…ない…ふふふふ」

「絶対バカにしてんじゃん」

「ごめんごめんふふ…だって面白くてふふ」

隣の席になったし仲良くなれたのも事実で

「有希子〜テスト勉強一緒にしよー!」

「もちろん、私から誘おうとしてた」

「ほんと?嬉しい!じゃあ放課後一緒にやろーね!」

「うん、殺せんせーには残っててもらいたいしね」

「そうそう!私も殺せんせーと一緒がいいし!!」

テストが終わったら告白するって決めてた
何もしないなんてもったいない
なら誰かに取られる前に告白したい
テストで上位に入って告白できたらかっこいいんだろうななんて中学生らしいバカな考えをして俺はテスト勉強に励んだ
その結果4位になれた
絶対告白しよう、そう決意して俺は放課後呼び出した
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