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女の子は嘘と魔法でできている

第1章 始まり


そして今に至ると
明日からも友達としていられるか不安だった
一応振られてるし、あっちも気まずいだろうな

「あー…」

やば泣きそう
案外あっけなく終わるんだな
気まずいままなら告らなければよかったかもな
でも後悔したか聞かれるとまったくしてないしこれから好きになってもらえるように頑張りたい
密かに意気込んで1人ベッドの中で眠りにつく




「ゆいなはどっちが行きたい?」

「えーどっちも楽しそう!!」

「んーどうしよっか」

「んー…あ!赤羽くんおはよう!」

「おは…よう…」

案外普通で心配しなくてもよかったみたいだったけどちょっとくらい意識してくれてもいいのにね
なんてないものねだりと同じか
まぁそっちがそうなら俺も今まで通りにするけどさ

「なんの話?」

「2人で遊びに行くところどこにしようかーって」

「あーね、どこと迷ってんの?」

「こことここだよ」

「あーこっちは定番だね」

「そうなの!」

「どっちも楽しそうだから悩んじゃって」

「あー…両方行ったら?両方とも近いし」

「たしかに!!そうしよ!!」

「うん、赤羽くんありがとう」

「ありがとう!赤羽くん!!」

「どういたしまして」
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