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女の子は嘘と魔法でできている

第14章 愛情不足 貴方side


「愛してるよ」

「うん、知ってる」

愛されてる、私は今世界で1番愛されてる幸せな子だ

「アゲハちゃんは幸せ者だよ。なんでも買ってあげるからね」

「わぁい」

「何がほしい?なんでも言ってごらん」

みなみくんがほしい、あの頃の、私を好きでいてくれるみなみくんがほしいなんて言っても無駄だから

「お洋服とメイク道具が欲しいな♡」

たいしてほしくもないものをねだる日常か…つまんないの

「そうだ今度会社でパーティをするんだよかったら君も来るかい?」

「行く!パーティ大好き」

「だと思ったよ、ドレス新調しに行かなきゃだね」

ここは地下だからきっと誰も入れない、やっと陽の光浴びれる、外に出れるんだ…よかった。ずっと部屋の中は窮屈だったからやっと自由になれる気がした…やっぱり愛されるって幸せなことなんだな
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