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永遠の印【鶴丸国永】

第1章 始まり


朝早く目が覚め
身支度を済ませ自転車に乗って急いであの神社まで走らせた

あの地味に長い階段をのぼり
鶴ちゃんの姿が見えないか探した


『鶴ちゃん?居る?鶴ちゃーん』


やっぱり朝早すぎたかな
なんて思って神社の縁側?みたいな所に座った


『鶴ちゃん、、』

「そんなに俺が恋しかったのか?」


その言葉と共に後ろから白い手が私の体を抱きしめた


『ひゃぁ?!』

「昨日の夕方ぶりだな!随分来るのが早くてからかいたくなった」

『からかわないで!素直にふつうに出てきて!』

「それは出来ないな!君の驚いた顔はすごく好きなんだ」


んもぉ!とぷりぷり怒りながら
手を離して!っと言うと


「このままでもいいと思う」

『良くない、緊張する』


くそぉイケメンだから許しちゃうけど
ここは離れて貰わなければ


「む、そうか仕方ない」

『っ』

手が離れ何故か寂し気持ちになるが
それを振り払い少し雑談した


「そうか今日は初日の寺子屋か」

『言い方古いね、ちょっと緊張するけど頑張るよ』

「なら俺がまじないをかけてやろう!」

「どんな?」


それはやって見てからのお楽しみだ!なんて
ニマニマしながら言うもんだから

あっ良くないこと考えてるなと思った
でもどんなのかは気になる私
結局好奇心に負けた私は鶴ちゃんやってっとお願いした


「よし!じゃー目を閉じて、深く息を吸って深呼吸
そして心の中を空っぽにするようにスーっと」

『スー……はぁ、』


おっ意外と普通だななんて思った
すると私の目に鶴ちゃんの手が触れた
なんだろうと思った時
私のおでこに柔らかい何かが触れた

何かなんて目を開けなくてもわかった
鶴ちゃんの唇だ


『へ?』

「はは、可愛い反応だな
もしかしておでこよりこっちが良かったか?」


鶴ちゃんの手が私の唇をスっと撫でた
背筋がゾワゾワとした感覚が走る
鶴ちゃんの目は私を捉えて離さない



「その反応はいいってことかい?」
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