第1章 始まり
『えっあ、まっ』
待って
その言葉は最後まで言えず
私の唇は鶴ちゃんの唇で塞がれた
『ンっっ……つるっっちゃっ』
「………」
昨日会ったばかりなのに
私は抵抗なんてできなくて
必死に鶴ちゃんの服を掴んだ
徐々に激しくなるキス
ゆっくりと体は傾いて床に寝っ転がる
神社の周りは木々しかなくて
木々の風に揺れる音鳥達がさえずる声
そんな空間だから
余計にキスをする音が響いていた
「もっと身を委ねろ」
『んぁ……ンンっっ』
私の股に鶴ちゃんの脚が入り込む
何故か下がムズムズして
足を閉じたい衝動に駆られるのに閉じられない
初めてのはずなのに
鶴ちゃんの唇をもっと、っと求めてしまう
私はこんなにも卑猥だったのかと
自分でも驚くほど鶴ちゃんを求めた
そうしてどれくらい経ったのか分からないけど
そっと唇が離れた
あの階段より息が上がっていて
鶴ちゃんの服を掴む手が強くなる
『なんで?………はぁっはぁっ』
「んー?愛おしくて自分を止められなかった
辛かったか?」
首を横に振る不思議なぐらい全然嫌じゃなかった
なんならもっとしてほしいなんて思っている自分がいる
もう一度鶴ちゃんの目を見ると
「そそる顔だな、もっと……したいか?」
その言葉に私は頷く
ダメなはずなのに私は鶴ちゃんに縋る
すると鶴ちゃんの手は私のスカートの中に入ってきて
今まで自分以外触った事ない場所に触れた
『ひぁ!』
「思った以上にびしょびしょだな
まさかそんなに感じてたなんて嬉しいな
でももう君はがっこうに行く時間だぜ?」
『えっ?あっ!学校行かないと!』
「なら今はお預けだな」
そう言い鶴ちゃんは私から離れた
また、、寂しい感覚、、
それを察したのか
「ゆずがしたいなら夕方またおいで
続きをしようか」
『へっ』
「ははっ!そんな期待された目で見られると照れるな」
『そっそんな顔してない!』
「いやぁ?してたねなんて言うんだ?めすの顔ってやつだな」
『??』
「分からないならいいさ、ほら、行かないと」
鶴ちゃんに起こしてもらい
急いで学校に向かった
去り際に私の耳元で
「待ってる」
そう囁かれ
拒否することなく私は頷いた
私、やっぱりおかしい、、、よね