第2章 転校生
休み時間などで皆話しかけてくれて
しかもごちゃごちゃ話しかけられるんじゃなくて
順番に話しかけてくれたからすごく喋りやすかった
そしてこの学校顔面偏差値が高ぇ
挨拶した時は気づかなかったけどやべえ学校だ
「へぇ〜!一人っ子なんだ!寂しいとかある??」
『んーもっと小さい頃は思った事あったけど
お父さんもお母さんとも仲良いから最近はそんな風に思わなくなったよ』
「そっか〜1度は欲しいって思うよねぇー!
この学校さ!藤四郎兄弟が占拠してるんだよ〜!」
「ちょっと〜!その言い方なんか悪者っぽい!
もっと可愛く言って!やり直し!」
兄弟多いいの?と聞くとまぁビックファミリーらしい
個性豊かで兄弟をいつもまとめているのは薬研君といち兄?さん?がまとめているらしい
薬研くんは兄貴気質で頼りがいのあるお兄ちゃんらしい
筋肉マッチョを想像したけど割とショタ並の見た目らしい
いち兄さん?は優しくて白馬の王子の如く輝いていると
女子はキャーキャー言っていた
そんな楽しい会話もしつつ何事もなく学校が終わり
ふと気がつくと今日の朝まで鶴ちゃんの事ばかり考えていたのに
学校にいる間は、鶴ちゃんの事思い出さなかった
あんな事あったのにもしや私薄情なのか?
でも、会いに行かなきゃ
そう思い自転車を押して鶴ちゃんの所に行こうとすると
「ゆずちゃん」
『ん?乱?どうしたの?』
「んー、ん〜いや!なんでもない!また明日ね!」
『?うん、また明日!』
なんだったんだろ何か言いたげだったような
そういえば乱も鶴ちゃんと一緒で足音しないなぁ
なんか慣れ始めたけど
早く鶴ちゃんに会いに行かなきゃ
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「あの子にあんまり深入りしない方がいいんじゃないか?」
「だって、、、」
「あれは手遅れだぜ、結びが強すぎる
俺達全員がやったところで何百年の結びは解けないさ」
「でも!神が1人に執着したら最期は、、」
「分かってる………でもどうしようもない
旦那の方が付喪神の力は強いんだ
太刀打ちできるのはあの旦那達だが
……力は貸してくれないだろうな」
「学校にいる間はあの人の事忘れるようにしたけど大丈夫かな」
「余計なことはしない方がいいあの嬢ちゃんがせめて、
幸せに逝けるように見守る方が先決だ」
「…うん」