第8章 最後の仕事
「「「「「よろしくお願いしまーす!!」」」」
各高校の選手たちの声が体育館に響く
私の心はうずうずしてたまらなかった
「マネちゃん同じマネとして仲良くしよーね」
「連絡先とか交換しない?」
「あ、いやわたしはもうやめるので…」
「えぇ!なんでなんで!!」
「選手に戻るつもりなんです…なので…」
「それでもいいよいいよ。ほら仲良くしよー」
「あ、ありがとうございます」
「いいのいいのー」
「さぁて私たちはあの怪物たちのお昼の用意しますかー」
「怪物ですか?」
「みんな食べ盛りだもんねー」
「毎年規格外並みに食べる奴がいんのよ」
「なるほど…」
「さぁつくりましょう」
「は、はい!」