第8章 最後の仕事
「…いか……おいかわ!!」
「ん……まっきー……おはよぉ…」
「おう、おはよ。いつの間に布団に移動したんだよ。てか離してやれ」
「ん?あ、」
ゆいなちゃんは目を覚ましていたらしいけど俺に捕まって出られなかったらしい
「ごめん、ゆいなちゃん。苦しかったね」
「ううん、徹ごめんね」
「えー?なにが?」
「ここ運んでくれたの徹だから、、」
「え、」
「ちがった、?なんとなく徹な気がしたんだけど…」
「いや、間違ってない…すごいね〜」
頭を思いっきり撫でると嬉しそうに笑ってくれた
「ん、徹寝癖ついてる」
「えっ」
「ふふかわいい」
「ゆいなちゃんも寝癖ついてるしかわいいしなにそれ…ほんとうに反則…」
ぎゅーっと抱きしめた離れたくないなーなんて考えていた
「いちゃつかないでくださーい」
「見せつけるなよ〜」
冷やかしの声が飛び交う
ていうか…そういえば…
「ゆいなちゃんここにいたらダメじゃん!!!!!お、怒られちゃう!!」
「それなら安心しろ!俺らがちゃーんと烏野に報告しといたから」
「ほんと?!ありがと〜!!」
「徹、あれやって」
「あ、いいよいいよ。そこに寝て」
「うん」
ゆいなちゃんの体がかたくならないようにお泊まりの日はだいたいやっているストレッチ
「及川〜朝飯って何時からだっけ?」
「7時半だよ」
「りょー…あれ?女の子、、なになに及川女の子と寝たのやーらしい〜」
「ちょっへんなこと言わないでよ!!」
「百瀬〜起きたかー?」
「ももちゃーん」
「ヘイヘイヘーイ、みんな起きたかー?」
「お前ももちゃんになにして!!!」
「不純異性交遊…」
「おお朝から盛んだな!!」
「ちがっ!!まって誤解!!!さわやかくん落ち着いて!!!」
ストレッチしてるだけなのに誤解されていたっぽくてすごい形相で烏野組は俺を見てくる
「さすがにみんなの前でするほどバカじゃないって!!!!!」