第8章 最後の仕事
「ゆいなちゃんこれ一応もって来な」
「なにこれ?」
「薬」
「やだいらない」
「体調悪くなっちゃうから」
「大丈夫だってば」
ほんと心配性すぎて困る
「この前の合宿で寝不足で帰って来たのは誰?今回は前よりも長いよ」
「わか、わかってるもん!!!」
「信じるからね?」
「任せて!!!」
するとストンっととなりに徹が座って来た
「今回は俺もいるから許すけど…俺がいない時は絶対持って行って…心配だから」
甘えるようにわたしにもたれてくる
キュンときたのは内緒にして
「…ん、約束する」
「絶対だからね」
「うん、徹、ちゅーして」
「うん、何回でもしてあげる」
甘い口づけに幸せが溢れて触れる場所が熱くなってお互いに溺れていく、明日は合宿だから早く寝なきゃいけないのに