第7章 トラウマ
「ゆいなちゃん…ごめん…」
「…泣くなよ」
2人に抱きしめられてまた涙が出てくる
「徹が本当に私のこと好きじゃなくなったら私諦めるよ、岩ちゃんが本当に私を嫌いになったら私諦めるよ、彼女やめるし関わるのやめるからっ」
「「そんなわけ、、」」
「それでも私は好きでいるからっ…だから…まだ認めてくれてるならっいなくならないでぇ…ぇぇ」
「ごめん、ごめんね…たくさん辛い思いさせちゃったね」
「もういなくなんねぇから…本当に悪かった」
2人の顔もすごく傷ついていて
2人の頬に触れた
「ごめんなさいっ…頼れなくて、何も言えなくて心配かけてごめんなさいっ」
ちゃんと言っていたらちゃんと話してたら変わってたかもしれないのに私は2人を信じて頼れなかった
だから2人はこんなに傷ついた、私のせいで傷ついた
「…ゆいなちゃんの口から全部教えてくれる?」
「誰かからじゃないお前の口から出た言葉を信じたい。教えてほしい」
「…うん、ちゃんと話す」