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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第17章 東京卍リベンジャーズ・佐藤龍星&菱小次楼





小次楼の唇は耳元から首筋を伝い、鎖骨へと降りていく


「……ゃ……めろ…よ………小次楼…」


龍星の言葉には耳を貸さずに
小次楼は私のTシャツをたくし上げ、胸の谷間に顔を埋めた


チクリと刺すような痛みは、もう見なくてもわかる

新たな " 印 " を刻まれながら
私は震える声で言った


『………龍…星…………私は…大丈夫だから…………後ろ、向いてて…』

「…………レイナ…」

『………お…願い…』









小次楼は
刻みつけたばかりの新しい印の上に口付けながらブラのホックを外すと
緩んだ胸のほうへ熱く濡れた舌を這わせていく

先端に吸い付き
もう一方の膨らみを手の中で弄ぶ


『…っ…』


彼の触れ方は、いつもと変わらずに優しくて
一層胸が苦しくなった


こんな時くらい乱暴に、強引に抱いてくれたら
自分が共犯者であることを自覚しないでいられたのに



両手で耳を塞いでいる龍星の背中を見つめながら
私は小次楼の腕の中で、必死に声を抑えていた










行為が終わると
小次楼はティッシュの箱をたぐり寄せ、いつものように私の身体を綺麗に拭ってくれる

その後
彼は下着だけを身に付けて、台所へ水を飲みに行った


「……オマエもしたきゃしろよ、龍星…」


言葉の意味が
咄嗟には分からなかった

小次楼は龍星の側に行くと、彼の肩に腕を回してしゃがみ込む


「…オレは別に構わねぇ」

「……」

「……そんな顔すんなって。……フッ……オレたちの仲だろ?」


そう言って立ち上がった小次楼は
何も答えない龍星を置いたまま、こちらへと歩いて来た

カチカチッと音がして、部屋の電気が消される



ノロノロと乱れた服を直している私の髪を整えるように撫で
優しく触れるだけのキスをした後、小次楼は背を向けるように布団へ横になった





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