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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第17章 東京卍リベンジャーズ・佐藤龍星&菱小次楼




「……なんか……嫌そうじゃん…」

『…そ、そんな事…ないよ』


狂気をはらんだ小次楼の瞳に見据えられて
私は、思わず目を逸らしてしまった


「…………チッ…」


苛立たし気な舌打ちが聞こえた瞬間
とうとう地雷を踏んでしまったと悟ったけれど、もう遅かった

取りつくろう間もなく
小次楼は真顔で私の手を取ると、そのまま明かりのついていない奥の部屋の方へと歩いて行き、敷きっぱなしになっている布団の上に乱暴に突き放した


『…っ…痛…』

「オイ、何やってんだよ」


小次楼は龍星の声を無視して
倒れている私に覆い被さるように跨り、唇を押し付けてくる


『…っ…』


小さな水音をたてながら何度か啄んだ後、ヌルリと舌がはいってきた


『…んっ……んぅ…』


龍星が見ている前で小次楼とキスをしたことも、その反対もこれまで何度かはあったけれど
今はその頃とは関係が変わってしまっている


『……ね………小…次楼、…待って…』


唇を離れた小次楼のキスが首筋へと降りていく
このまま先へ進もうとしているのが分かり、胸元を押し返して抵抗すると
彼は布団に縫い止めるように私の両手首を強く掴んだ


『……ゃ……めて………痛…いよ…』

「小次楼!やめろよ」

「うるせぇ!」

「…っ…」

「………龍星………オマエにもうひとつ話しとくことがあったワ」


小次楼は
真上から私を見下ろしたまま言う


「…レイナはオレが抱いた。……もう、何度もな」





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