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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第17章 東京卍リベンジャーズ・佐藤龍星&菱小次楼





龍星に手伝ってもらいながら片付けが全て済んだのは、もう12時近くだった


『…小次楼?……私、そろそろ帰るね』


奥の部屋でパラパラと雑誌をめくっていた小次楼に
玄関の方から声を掛ける


「…何言ってんだよ。今日は泊まってけ」


雑誌を閉じて立ち上がった小次楼が、私のほうへ近付いてきた


『……ぇ……いや、でも…さすがにもうあの布団に3人で寝るのは無理だよ』

「だーいじょうぶだって。…ナァ龍星?」


小次楼はそう言って、龍星を肩越しに振り返った


「……ぁ……オレは…布団要らねぇから……コッチの部屋で寝るよ」

「…は?……オマエまで何言ってんだよ。やっと3人が揃ったんだぞ?…昔みたいに一緒に寝ようぜ」

「……」

「………いいよな?龍星…」

「……………あぁ……分かった…」


龍星が戸惑いながらも了承すると
小次楼は私の方へ向き直って言った


「…龍星もいいってよ。……泊まってくだろ?レイナ…」

『………ウン…』


感情の無い声で名前を呼ばれ、無意識に身体をこわばらせた私が小さく頷くと
小次楼が顔を覗き込んでくる

彼の瞳の奥にゾッとするような光が見えて、喉が詰まったみたいに息苦しくなった




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